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2016年11月5日土曜日

【アルバム】肉の焼き方ワークショップ

今日はを焼鳥専門店『豚鳥(とんとり)』の吉村充史さんを先生にお迎えして、肉の焼き方ワークショップを開催いたしました。

30分ほど室温になじませておいた肉に塩こしょうをしていきます。
お塩は普通の塩でよいそうです。

こしょうもまんべんなく。

 手前の小さめの塊は吉村さんが特別に準備してくださった、12日間の熟成肉です。

 さっそく焼きのお手本を…
 大きな面ではなく、肉汁を閉じ込めるため、ポイント1:側面から焼いていきます
火が強すぎる時はガスの炎ではなく、フライパン自体を上下に動かすことで調整すると、肉をフライパンの上に置きっぱなしにならないので便利です。

「なるほど〜」
スポンジでフライパンをこするように、肉を絶えず動かします。
こちらは先生の見本です。


「では参加者の皆さんにもお一人ずつやってもらいましょう!」
「ハイッ!」
 「これくらい!?」
 先生がそばにいるので心強いです。
 「肉を動かして…っと」

「次の方〜」
「はーい!」
 吉村さんが用意してくださった肉が大きすぎて、トングでつかむのに一苦労です(笑)
 「そうそう、いい感じです!」
 「どんどんどうぞ〜」
 「側面から、側面から…」
 皆さんが焼いている間に、一次焼きした肉を休ませる用にアルミホイルを準備します。
 「お、重い…!」
 「側面、側面…」(新しい呪文ではありません)
 つかみづらいときは、フライパンのフチにこのようにつけて焼いてもOKです。
 「よっこらしょ!」
 家に帰っても忘れないように写真を撮っておきましょう。

「側面から」と聞いていたのに、誰かは面から置こうとしていますね…
「あっ、側面からだった(汗)」
すごいやりにくい手首の角度で焼いています(苦笑)

ポイント2:一次焼きの済んだ肉を焼いた時間だけ休ませます。
 「こんな感じに包んであげてください」
 「はーい」
撮ったり、包んだり、忙しいです!
 「美味しくなるんだよ〜」と念を送っている図。
「ここでもうええじゃろうと短い時間で開けてしまうと、中までしっかり火が入りません。グッと我慢です!」 「ハイッ!!」

時間です。寝かせた肉に、そろそろ起きてもらいましょう。

今度は油を足して…
こげ茶色の焼き色を付けていきます。
 焼き方は同じ、フライパンに押し付けて動かして。こすりつけるように。
途中でチョンチョンとさわってみた時に、プッとふくらましたほっぺたくらいの弾力で、はじかれるくらいがいいでしょう。
 残りのお肉も仕上げていきます。
「もうそろそろいいですね」
 「撮らなきゃ、撮らなきゃ」「あっ、私も!」
「(早くして〜手がプルプルする〜!)」

最後まで肉汁をよくからめて…
この色! 焼き上がりの色、要保存版です。
  サーブする前に同じく、ポイント3:二次焼きと同じ時間だけ寝かせます。
 フタはしてもしなくてもいいそうです。

付け合わせは梶谷農園さんのハーブ。

では、寝かす時間も過ぎました。切ってみましょう…
きれいなピンク色です。
ほらっ。
 サーブ前にもう一度、塩とこしょうを降って

 できあがりました!
右が熟成肉です。

「食べる前に撮らなきゃ…」

皆さんおつかれさまでした!「カンパ〜イ!」

本日サンプルご提供いただいたのは日本緑茶センター株式会社さんが総輸入元のクレイジーソルトです。
使いきりが難しかったこれまでのサイズに、ミニサイズが登場。
これなら屋外でのBBQなどにも役立ちそうですね。

今日ご参加くださった方々の感想です。
今日のWSで初めて知ったことは何ですか?
・肉をスポンジで洗うように焼くことで、均一に火を入れることができること。
・塊の肉を家でも焼ける方法。
・置きっぱなしでなく、動かしながら肉は焼くということ。
・焼いた時間、寝かすこと。

今日のWSでもう少し知りたかったことはありますか?
・ソースの作り方 (この回答がダントツでした。吉村さん、ソースですって!笑)
・骨付き肉の調理

WSを受けてみたい他の食材はありますか?
・漬物
・パン
・ケーキ
・常備菜
・和食
・おせち (そろそろそういう季節ですね)
・切り方
・おつまみ(ワイン、日本酒… テーマごとに) (おっ、本格的ですね!)
・発酵食品
・ちょっと変わった発酵食品(魚の熟れ寿司、こうじ漬け、魚醤…)

今日いただいたアンケートの結果も、今後のイベント企画の際に参考にさせていただきます。ありがとうございます! ぜひご自宅で、今日吉村さんから教えてもらったポイントをフル活用して、美味しいお肉を焼いて楽しんでみてくださいね。ぜひその様子もまた教えてください、お待ちしています!