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2016年9月20日火曜日

【アルバム】9/20(火)延辺朝鮮族自治州ナイト

心配していた台風16号からの雨風も止み、予定通り終日予約不要の内覧自由日OPEN DAYを開催することができました。

そんな今日、静かに今夜の出番を冷蔵庫の中で待つ彼ら…
その運命は如何に!

今日の先生はご近所、榎町のスッキリ整体院から趙先生にお越しいただきました。
バキバキな首・肩がいつもお世話になっております!

こちらは今日の主役・白菜のキムチ。封を開ける前からその存在感(香り)が…

約10人前で2kg用意しました。

そんな趙先生、素手でキムチを…! 
韓国語に손맛/ソンマという言葉があります。直訳で「手の味」という意味で、ナムルなども手で直接あえることが多い韓国では、各家庭の味はお母さんの手から(愛情が伝わって)決まってくる、と言われています。

チヂミの生地をしっかり溶いた後は… 
先ほどのしぼったキムチは刻んで、チヂミの生地の中にも入れます。
 そしてズッキーニも。

 キムチチゲはまずキムチを炒めて…

出汁(昆布でも、あご(とびうお)でも、うどんだしでも何でもOKです)を入れて、キムチの残り汁、コチュジャンも入れます。
ぐつぐつ/보글보글/ポグルポグル煮えたぎってきたら、チゲの中に豆腐を投入。
豆腐は絹でも木綿でもOKです。

彼らも砂出しが完了、準備OKです! 

半月にしたズッキーニも入れ、ひとしきり煮てあさりに火が通ったらできあがり。
お好みで塩、酒などを加えてください。

キムチチゲの完成です!

こちらでは焼きたてのチヂミをカットしていきますが…
アチチ…!
熱いよホント!
あぁやっと切れた。
冷める前にどうぞ〜/シッキジョネ トゥセヨ/식기전에 드세요!

チヂミはキムチを添えて。 
チヂミが奇麗にピザ切りされています(笑)

 「わ〜ハサミで切るの新鮮!」
  
その間も趙先生はどんどん焼いていきます。
 だいたいレードル1杯で1枚です。
  生地は大きく伸ばします。
 しばらく焼けたら、縁にぐるりとごま油をもう1周かけます。
こうすることで縁が揚がってパリッ!と仕上がります。

  

ちなみに手前は米粉に出汁の粉をまぜてつくったチヂミ。
もちっとした仕上がりで、こちらも好評でした。

油をたくさん使ったチヂミを食べても、とうもろこし茶で口がさっぱりします。
 水出しもできて便利です。
1.5L強の水で40分くらいの水出し後。
色ほど濃い味はしませんのでご安心を。

さて、「옌볜 조선족 자치주 거리/エンペン チョソンゾク ジャチジュ コリ(延辺朝鮮族自治州 道)」で画像検索すると、街並みの看板に中国語表記とハングル表記の併記が見えます。
島国の日本と異なり、隣国の文化を日々感じる環境のようです。

趙先生のお話に聞き入る参加者の皆さん。
朝鮮族と漢民族、気候や食文化、広島に来られたきっかけなどをお話いただきました。 

最後は趙先生を囲んで記念写真。
またお会いしましょう〜! 안녕/アンニョン(会った時、分かれる時のカジュアルな挨拶)